越前古窯博物館では秋季・冬季に合わせ、見ているだけで暖かくなれるような展示に変えました。
越前焼研究の第一人者である水野九右衛門先生が集められたコレクションの中から、学芸員が皆さんに見ていただきたい作品を厳選。
また、他館から帰ってきた三筋壺が久しぶりに展示室にお目見えしました。
中近世の壺・甕のケースでは室町時代と江戸時代の双耳壺を合わせて展示、時代によってどこが異なるか見比べてみてください。
また大型の甕の入れ替えを実施し、全体的に印象がまた変わりました。
近代のケースでは春季・夏季のさわやかな展示とは打って変わり、日本ならではの冬を暖かく過ごす生活用品や、お正月や節句に因んだ鮮やかな色絵の施された土瓶や盃が並んでいます。
このように福井県各地で生産されていた製品を越前古窯博物館では見ることが出来ます！
紅葉色づく陶芸公園が見頃となってくるこの時期、古窯博物館に是非足を運んでみてください。


日程：2019年10月24日（木）～
時間：9時00分～17時00分（入館は16時30分まで）
会場：越前古窯博物館　１・２階　常設展示室
料金：越前古窯博物館　300円
　　　スペシャルパスポート(福井県陶芸館・越前古窯博物館＋呈茶)　1,000円
　　　共通入館券(福井県陶芸館・越前古窯博物館)　500円
　　　※ 高校生以下、70歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料
　　　※ 企画展期間はその都度別途料金を定めます。